近年は、若者からお年寄りまで、スマートフォンがブームです。ユーザ数も右肩上がりです。そのため、ゲーム業界も家庭用ゲーム機からスマートフォン向けゲームにシフトする企業が多いようです。また、スマートフォンゲームの開発から起業する会社もたくさん登場するようになりました。
ゲーム業界は、少数精鋭型が多いようで、会社規模は大きくないところが多く、ゲームという特性から自由な社風が多いと感じます。フレックスタイム制を採用するところも多く、その自由な働き方は、フリーエンジニアと変わらないほどです。
また、IT業界の中でも、フリーエンジニアの求人は多いほうで在宅勤務可というのも比較的多く見られます。ゲーム開発はシステム開発とは違う面が多く経験者でなければ受注するのは難しいでしょうが、経験者はゲーム関係の案件を中心に見てみるとよいでしょう。
テレビCMを見る機会も多いスマホゲームですが、一発当たると大きい夢のある業界だと思います。それゆえ、参入する会社もたくさんあり、エンジニアの求人も多くなっています。
一言にゲームといっても、フロントエンドからサーバサイド、インフラまで様々な分野のスペシャリストによって開発されています。ゲームは好きではない、経験がないといったエンジニアも一度求人内容を確認してみるとよいでしょう。自分が得意とする分野の求人が出ているかもしれませんし、エージェントにも確認してみるとよいでしょう。
技術的なスキルでいえば、Objective-CやJavaが必要になります。フレームワークを使った開発経験を求められることも多いでしょう。サーバサイドであれば、HTMLやCSSからSQLまで必要なスキルは幅広いものになります。
ゲーム業界は、チームワークが重要です。デザイナからアプリ開発者、サーバサイドエンジニアまで、様々な分野のエンジニアが関係するからです。協調性やコミュニケーション能力といったものが求められるでしょう。また、ゲームやサービスに対する愛情も大きなポイントです。システム開発のように、作ったらそれで終わりというわけにはいかないからです。アップデートも必要ですし、なにより作った人が愛情を持てないゲームはつまらないでしょう。
また、とにかく若い人が多いのもゲーム業界の特徴です。年齢が高くても、若い人とワイワイ仕事ができるモチベーションも大切です。もちろん、責任感があり、自己管理がしっかりできるフリーエンジニアであることは絶対条件です。
フリーエンジニアの在宅案件は、時間も場所も規制されず、自分の自由なスタイルで仕事をすることができます。その分、しっかりとした自己管理は必須です。体調管理、健康管理、時間の管理、スケジュール管理など、自分自身をマネジメントし、コントロールすることができなければ、フリーエンジニアの在宅ワークは失敗します。他人の目のないところで自分をしっかり管理する、強い意志が必要です。
スマートフォン用ゲームの大ブームに乗って、ゲーム開発業界でも在宅案件が増えてきました。ゲーム開発経験を持つゲームプログラマなら、在宅案件の獲得もそう難しくないでしょう。ゲーム開発は圧倒的に経験者が有利になるため、これからゲームプログラマを目指すのであればいきなりフリーの在宅で仕事をとるのは厳しいかもしれません。まずはゲーム開発会社に就職、もしくは常駐で開発経験を積むところからスタートしましょう。
フリーエンジニアにとって、仕事が無いということは、収入が無いということに直結するため、仕事がとれない期間は不安以外の何物でもありません。その不安から、つい無理な仕事を受けてしまう場合がありますが、これは悪循環の始まりです。立場的に弱くなりがちなフリーエンジニアだからこそ、クライアントを選ぶ勇気も必要です。ビジネスにおいて、どちらか片方が損をするような取引は継続しません。双方が利益を生むWinWinの関係でこそ、付き合いは継続します。