フリーエンジニアの在宅案件には具体的にどのようなものがあるのかを紹介します。ハイスキルなエンジニアじゃなければ仕事なんてないのでは?と思われるかもしれませんが、意外とそうでもありません。初級プログラマの在宅案件からゲームプログラマの在宅案件まで、様々な案件が募集されています。
在宅ワークのフリーエンジニアというと、豊富な経験と高度なスキルを持つハイクラスのエンジニアというイメージがあるかもしれませんが、初級プログラマ向けの在宅案件もあります。通勤時間の短縮、ワークスペースの縮小、コストの削減など、企業にとっても在宅ワーカーに仕事を発注することはメリットがあり、ライフワークバランスの尊重や、幅広い人材の確保などを目的に在宅ワーカーを活用する企業が増えています。在宅ワーカーを活用しやすい業種とそうではない業種がありますが、IT業界は在宅ワーカーが活躍しやすい業種と言えるでしょう。
ビッグデータというキーワードがトレンドです。IT技術の発展により集積してきたデータを、もっと有効に活用しようという流れで、データサイエンティストと呼ばれるデータ解析スキルを持つエンジニアの需要が高まっています。データサイエンティストは新しい分野のため、データ解析スキルに対するニーズは高まる一方で、データサイエンティストの数はまだ少ないのが現状です。今後ますます需要過多になることが予測されています。在宅ワークを中心にフリーエンジニアとして活躍していくのであれば、今からデータサイエンティストを目指すのは悪くない選択肢かもしれません。
スマートフォン用のゲームアプリが大ブームとなり、ゲーム業界全体がスマートフォン用ゲームにシフトしつつあります。ゲーム開発にはフロントエンドだけではなくサーバサイド開発やインフラ構築まであらゆる分野にわたる大人数のエキスパートエンジニアが必要となります。また、ゲーム開発は圧倒的に経験者が有利な分野ですので、ゲーム開発経験者であれば在宅案件の獲得はそう難しくないでしょう。テレビCMなどでも有名になるようなビッグタイトルのゲーム開発に関われる可能性もあるかもしれません。在宅でゲーム開発に専念するフリーエンジニアは、ゲーム好きにはたまらない職業ではないでしょうか。
フリーエンジニアの在宅案件は、時間も場所も規制されず、自分の自由なスタイルで仕事をすることができます。その分、しっかりとした自己管理は必須です。体調管理、健康管理、時間の管理、スケジュール管理など、自分自身をマネジメントし、コントロールすることができなければ、フリーエンジニアの在宅ワークは失敗します。他人の目のないところで自分をしっかり管理する、強い意志が必要です。
スマートフォン用ゲームの大ブームに乗って、ゲーム開発業界でも在宅案件が増えてきました。ゲーム開発経験を持つゲームプログラマなら、在宅案件の獲得もそう難しくないでしょう。ゲーム開発は圧倒的に経験者が有利になるため、これからゲームプログラマを目指すのであればいきなりフリーの在宅で仕事をとるのは厳しいかもしれません。まずはゲーム開発会社に就職、もしくは常駐で開発経験を積むところからスタートしましょう。
フリーエンジニアにとって、仕事が無いということは、収入が無いということに直結するため、仕事がとれない期間は不安以外の何物でもありません。その不安から、つい無理な仕事を受けてしまう場合がありますが、これは悪循環の始まりです。立場的に弱くなりがちなフリーエンジニアだからこそ、クライアントを選ぶ勇気も必要です。ビジネスにおいて、どちらか片方が損をするような取引は継続しません。双方が利益を生むWinWinの関係でこそ、付き合いは継続します。